名前: すずちゃん 誕生日: 不明 (たぶん2003年頃かな…?〜2009年12月11日永眠) 性別: 女の子 (出産、子育て経験後、避妊済み) 種類: 黒猫(胸の辺りに少しだけ白い毛がある) 性格: 母猫時代は大人しく慎ましく優しくたくましく、 何もかもをわきまえた古き良き時代の女性を 猫にしたような性格。 天性のハンター。(過去最大の獲物は小鳥(泣)) 子育てから開放され、避妊後は元気で明るい 甘えっ子で少々いたずらっ子な性格に。(汗) でも野良時代の習性で少し遠慮がち。 人間を信頼しきっている。 すずちゃんに出会ったのは、2004年ごろでした。 当時は、うちの敷地内を時々通りかかる 野良の黒猫、という認識でした。 近寄るとかすかに、蚊の鳴くような声で「にゃぁ〜」と 鳴いていました。でもその声は鈴を転がすような綺麗な声で お姉ちゃんは 「顔は恐いけどものすごくかわいい声の子だね〜」 と言っていました(*^w^*)(笑) でも必要以上に近寄るとさっと逃げてしまい、 警戒心も持っている子でした。 当時のすずちゃん。
うわ〜…痩せてますね…(汗) そして恐い顔(笑) でも、声はほんとうに綺麗な声でした。 うちにはもうばろにゃんが居たので、 可哀相だけれどこれ以上は飼えないと思って 心を鬼にして、ご飯を与えたりはしていませんでした。 それから、我が家のごみ出しの日を狙ってやってくる すずちゃんを時々見かけるだけの日々が続きました。 (ごみは漁られてしまう時もあり、防御できる時もありでした) 他にも数匹の野良猫も居ましたし(^w^;) それから2年が過ぎた2006年。 すずちゃんが、うちの敷地内で子猫を4匹生みました。 それでも、最初は手を出すつもりはなかったのです。 でもある日から、すずちゃんがとことこ歩いてきて 私達の顔をじっと見るようになりました。 お姉ちゃんの元に何か白いものを咥えて持ってきて 地面に置いて、子猫を後ろに従えたまま じっとお姉ちゃんの顔を見て「何かくれませんか?」 と、瞳で訴えたり…。(;w;) 私とお姉ちゃんの元に毛虫を咥えてきて、 ぽとりと置いたこともありました。 (毛虫はまだ生きてて走って逃げましたけど(TwT)) まるで「これと交換に食べ物をください」と言っているようで…。 そしてとどめに、お母さんの目の前で がりがりの体で、子猫たちがお乳を必死で吸う様を見せ、 お母さんの顔をじっと見つめたそうです。 しかもその時、皮膚病か何かにかかったのか 子猫にむしられたのか、胸元と首の辺りの毛が禿げて すずちゃんはぼろぼろの姿でした…。 お母さんはもう、そんなすずちゃんの姿に耐えられなくて 泣きながら、ご飯をたくさん、たくさん与えてしまいました。(TwT) それからはもう、家の外に出る度に「にゃぁぁん♪(ごはんください)」で 子猫達も離乳が始まってからはごはんごはんと 「にゃんにゃん」大合唱!(@w@;) こうなると、もう、大変です(汗) 龍太郎とばろにゃんだけでも手一杯だったのに いきなり5匹の猫の面倒なんて見切れません! キャットフードもあっという間に無くなります(汗) だけどここでまた泣かせるのが… すずちゃんは、子猫達が食べ終わるまで、 自分は一切食べなかったのです(泣) その深い母性愛に感動でした。 犬の母性愛はよく聞きますが、猫にもこんなにも母性愛があったのですね…。(;w;) ただ、キャットフードじゃなくて、残り物のお肉を お姉ちゃんがあげた時は、あまりの美味しさに 寄って来る子猫を前足で押しのけて(汗) 夢中になってがつがつ食べていたそうです(笑) でも、途中で「は!」っと気づいて、急にしゅんとして さっと下がったそうです。(;w;)偉い! 最大の本能である『食欲』に『母の愛』が勝った瞬間でした。 私も見たかったなぁ〜(*^w^*) そして、子猫達の里親探しが始まりました…。 (この辺は動物日記の方で…(^w^;)) で、色々あって、子猫達も貰われて行き 最後にひげもようの子猫とすずちゃんが残りました。 ここまでくると少し余裕ができたので すずちゃんの避妊手術をする事にしました。 (避妊しても子猫が居れば母乳は出続けるそうです。) すずちゃんは、キャリーに入ると少し嫌がって出ようと もがきましたが、しばらくすると落ち着きました。 動物病院に着き、獣医さんがキャリーに手を入れて 体を触っても大人しくじっとしていました。 ついでに禿げてる部分の皮膚も診てもらうようお願いしました。 胸の辺りと首の辺りの禿げは広がっていて 一番ひどい首の辺りの禿げは耳の裏まで広がっていて そしてかゆくてかきむしったのか、傷だらけで血も滲んでいました。 手術が無事終わり、迎えに行った時、 ある、事実が発覚しました。 すずちゃんは、胸の辺りの部分は、よくある皮膚病で 薬で治るものだとの事でした。 でも、首の後ろの禿げと傷は、オス猫にやられたもの との事でした…。 オス猫の性格にもよりますが、メス猫が母猫でも、妊娠中でも、 嫌がっても、おかまいなしに無理やり襲うそうなのです。 禿げと傷は嫌がって抵抗した証拠。 やるせない憤りが心にいっぱいになりました。 首の周りが禿げてたのはかなり前からです。 どれだけの間、いやな目にあっていたのだろう。 あの訴えかけてきていた瞳には、どんな想いが含まれていたのだろう…。 「でも避妊すれば、もう襲われたりしませんから」 と、獣医さんが力強く言ってくれたので とても救われました。 これからは、食べ物の心配も、襲われる心配もなく 自由に気ままに暮らして欲しい。 そう、強く思いました。 そして、薬で皮膚病を治療して、 毛が元通りふさふさになった頃に うちの子という印に、ピンクの首輪をつけました。
その後、ひげ模様の子猫も無事貰われ、幸せになり 黒の子猫が帰って来てしまったりもしましたが…(^w^;) すずちゃんは、子育てから解放された途端 がらりと性格が変わりました。(@w@;) 大人しく優しい性格はそのままなのですが ものすごく元気いっぱいになりました! 毎日もりもりごはんを食べて、屋根の上や庭を風のようにどかどか走り回り(汗笑) 今までは食べる為に捕獲していた獲物を おもちゃにして遊んだり(泣) ものすごく生き生きとしています(笑) 以前背負っていた悲壮感は今はどこにもありません。 2006年12月のすずちゃん
まるまる太っています(^w^;)(笑) 別猫のようですね…(汗) 比較の為に、もう一度昔のすずちゃん。
ちょっと画像小さくしてみました。 …うん、目と鼻と口はまったく同じですね。(・w・;) でも全然違う猫みたい…。 人にも以前より甘えてくるようになりました。(*^w^*) 野良の時の習性なのか、すずちゃんはあまり擦り寄ってきません。 寄って来ても、足に触れるか触れないかのぎりぎりの距離で そっと擦り寄る仕草をします。 でも私やお姉ちゃん、お母さんが外に出ると ほぼ必ず後ろをとことこついて来て、側に居たり 不意ににくきゅうで足をぽこっと軽く叩いて甘えてきたり(笑) 撫でるとゴロゴロのどを鳴らして足をもにもにして ころりと寝っ転がったり、ごく稀にですが、甘噛みをして来るようになりました☆ すずちゃんの甘噛みは、まったく痛くありません(*;w;*) 歯すら当たらないように、そっと、そぅ〜っと噛むのです。 朝は洗濯物を干すお母さんの周りでじゃれて遊び 昼間はぽかぽかお日様を浴びながら 外に置いてある猫ベッドやあちこちの日向でお昼寝 夜は、家の周りをパトロール。 (野良犬も追い払うくらい強い子です(@w@;)) そして、寒い夜はホッカイロ入りの猫ベッドで眠る生活です。 2007年2月頃から、おもちゃで遊んでくれるのを期待した目で待ち 私が振り回すおもちゃにすごく嬉しそうに飛びついてきます。 日々、野良ではなく飼い猫になっていくすずちゃん。 のんびりゆっくりと、ずっとずっと長生きして欲しいです。 すずちゃん体重記録 2006年08月09日 4.20キロ 2006年09月04日 4.42キロ 2006年09月18日 4.44キロ 2006年09月25日 4.26キロ 2007年10月01日 5.34キロ ぽてぽて…(汗)でも運動はめいっぱいしているので 体つきは筋肉でがっちりしています(^w^;) 2008年10月28日 5.10キロ たぶん9月ごろ頻繁にエサ吐き戻したからちょっと痩せたのだと思われます。 相変わらず筋肉もりもりで先生から「よく運動してるんだね〜」とお言葉をいただく(笑) 2009年11月18日 5.04キロ 2009年12月02日 5.10キロ ワクチン記録 2006年09月04日 ワクチン接種。 2007年10月01日 ワクチン接種。 2008年10月28日 ワクチン接種。 2009年12月02日 ワクチン接種。
2008年8月のすずちゃん。 相変わらずぽてぽてで筋肉もりもりです。(*^w^*) 2008年09月23日から カルカンウィスカスヘアボールから ロイヤルカナンフィットにフードを変更。 2009年12月11日 突然の交通事故で虹の橋を渡りました。 直前まで元気いっぱいだったのと 外傷がまったく無くて綺麗なままだったので お葬式が終わってもまだ信じられなくて 今でも家のどこかにいるんじゃないかって気がします 怖がりで人見知りで内弁慶だった犬の龍太郎に代わり いつも玄関の前に鎮座して 来客を見守り、毎回必ずお客さんを匂い、チェックして 猫好きなお客さんの時には愛想良く接客してくれて 番猫として我が家を守ってくれました。 野良時代に鍛えた狩りの腕は飼い猫となっても衰えず ほぼ毎月の勢いで何かを獲って来ては 「獲ったよ!見て見て!」と嬉しそうに持ってきて見せてくれました(泣) 最大で最後の獲物は、野生のイタチでした。 本当にすごく強くて優しくて可愛い子でした。 すずちゃんと過ごせた約4年間 とっても楽しくて幸せでした。 すずちゃん、ありがとう…。 虹の橋で龍ちゃんと待っててね。
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