『紅茶王子』

花とゆめCOMICS(白泉社)

第1巻〜第20巻まで発売中
花とゆめ本誌で現在連載中。


の感想。



この作品に出会ったきっかけは、
この作品の作者、山田南平さんの
デビュー作、『久美子&真吾シリーズ』で
山田南平さんのファンになったことでした。(^w^)

デビュー当事に作品のファンになり、
久美子さんに憧れて髪を伸ばしてました(笑)
コミックを買い出してからは作者さん本人のファンになりました☆

私が生まれて初めてファンレターを書いた人です(^0^)

脇キャラに読者本人の名前を付ける企画にも
参加した事もあります。(笑)
残念ながら採用されませんでしたが…(;w;)

特に、コミックの柱の部分が面白くてはまりました☆(^▽^)
作者本人の生い立ちや、昔あった辛い事。
夫となる人に出会って結婚、出産して
凄く今幸せな事。

そして、読者さんから寄せられる悩み相談等に対しての
真剣なコメントにさらにファンになりました☆

柱の部分だけ抜き取ってエッセイ本として
出版できるんじゃないかと思うほどの内容の濃さ★
このコミック本の「ひとつぶで二度美味しい」感が凄く好きでした♪

ただ、『紅茶王子』の場合は巻が進むごとに
柱の部分が作者さんの事についてよりも、作品について
語られることが多くなりました。(^−^)
『紅茶王子』のお話そのものが好きな人にとっては
嬉しいことだと思いますが、山田南平さん本人が
好きな私にとっては少し寂しいです。(;w;)

◇ ◇ ◇

作品についての感想♪

満月の夜12時に、カップの紅茶に写った月を銀のスプーンで
ひとかきすると、紅茶の妖精(紅茶王子)が現れ、
ささやかな願いを3つ叶えてくれる。

というおまじないを主人公『奈子(たいこ)』の
親友『そめこ(本名は雪子)』が、
奈子が部長を務める『お茶会同好会』という部活の
お茶会で提案し、奈子、そめこ、美佳(はるか)←男
の部員全員でもある3人で試してみる…
すると、奈子にはアールグレイの紅茶王子
美佳にはアッサムの紅茶王子が現れた…!

というお話。(^w^)
いわゆるアラジンと魔法のランプ的な要素のお話です。
このおまじないは山田南平さんの創作だそうです。
でも、実際やってみたくなるおまじないです(>w<)
月をカップに写すのが大変そうですが…(笑)

紅茶王子は紅茶の国の王子様で(王女も居る)
それぞれ、紅茶の名前を名前に持っています。
お話が進むにつれ、オレンジペコーの紅茶王女
セイロンの紅茶王子、紅牡丹(中国紅茶)の紅茶王子

などなど、いろんな紅茶王子&王女が出てきます。
それぞれ、最初はミニミニなかわゆい等身で現れますが、
有事の時は人間サイズに変身する(というか人間サイズに戻る)
のですが…これがまたこれでもかってくらい美形揃い!(笑)

でも性格は様々。人間に仕えて、願いを叶えることに
使命や誇りを感じている礼儀正しい王子&王女もいれば、
口が悪くて文句が多くて、でも世話好き(?)な王子も居て、
逆に人間を馬鹿にした態度を取る王子も居たり。

そして、第一話でアッサム君が初めて人間サイズになった頃から奈子ちゃんは
彼にほのかに恋心を抱くようになるのですが…v
ちっとも自覚しなくて、18巻でようやく自覚するのです!(笑)
長かったなぁ…(TwT)
まあ、人間のように見えて人間とは違う存在だから
自覚しないように無意識に防衛本能が働いていたのかもしれません(^−^)

でも、奈子ちゃんがアッサム君を好きになっちゃた事は
奈子ちゃんを好きな美佳君にとっては面白くない事で…。
頭脳派で格好良い美佳君は、
だんだんと嫌な男の子になってきてます(泣)
それでも理性で耐えて出来る限り嫌な部分を
押さえ込もうとする所は健気です(TwT)

奈子ちゃんが美佳くんの気持ちにこれっっっぽっちも
気付いてない所がまた可哀相で…(T−T)

そしてアッサム君も少しずつ奈子ちゃんに惹かれつつあったり♪
アッサム&奈子派の私としては嬉しい展開になっておりますv

今後この三角関係(?)がどうなるか、気になります〜。

奈子ちゃんの親友そめこちゃんも、
自分が呼び出した紅茶王子
紅牡丹君の事が好きになります。
けれど、そめこちゃんは最初から自覚があり…
悩んだ末、19巻でとうとう三つ目のお願いを言います。
この決断で、私は登場人物の中で一番子供っぽい女の子
だと思っていたそめこちゃんは、実は一番大人なのでは
ないかなぁと思いました。(;−;)
(※3つの願いを叶えたら紅茶の国に帰ってしまい、
同じ人間には二度と紅茶王子は呼び出せないのです)

主人公、登場人物達が、本当に様々で、
考え方の違いもあって色々悩みがあったりで
面白いです♪(^w^)

作品の雰囲気も、最初は和気藹々と楽しかったものから
別れを自覚しながら時を大切に過ごすという雰囲気に
変わってきています。(^−^)
そして、アッサムの父王ゴパルダーラおじさま達
紅茶の国の王達の陰謀(?)とかも表に出てきたり絡んできたり…。
この紅茶の国が、最近表に出て来るようになってきてます。
どういう国配置というか…構成になっているかが
ちらちら見えてきて、どんどん面白く、
そして重みが増してきております♪(^0^)

◇ ◇ ◇

絵柄について

第一話と現在では、かなり違ってきています。
特にアッサム君は別人です(笑)
第一話ではほっそりした少年風だった人間サイズのアッサム君は
いまや程よい筋肉質体形な大人の男の人です。(笑)
紅茶王子は人間より寿命がうーーーーんと長いので
成長速度はすごーーーく遅いはずなのに…(・w・;)
(紅茶王子にとっての1年が人間にとって10年くらいだったかな…?)
でも、かっこいいから良いです(笑)

背景や食べ物もどんどん綺麗になっています。
特に食べ物、お菓子や紅茶がとってもおいしそうです♪

◇ ◇ ◇

紅茶について

私、この作品を読む前は紅茶ってあまり
飲んだりしていなかったのですが、
読んでいると紅茶が飲みたくなり、
初めてティーバックではなく茶葉から紅茶を淹れて
飲んでみたら、すごーく美味しくて☆(*・▽・*)
一気に紅茶が好きになりました♪(^▽^)

ストレートティはセイロン系、ミルクティーはアッサムが好きです♪

◇ ◇ ◇

噂について

私がネットで山田南平さんが色々悪く言われているのを
知ったのは去年ネットでびゅーしてからです。(;_;)

きっかけは『紅茶王子』の作品の中で使われている
レシピに、紅茶業界で有名な方のレシピが無断で
使われていた事らしいです…。
それで、山田南平さんの公式HPの掲示板で
当時大論争が巻き起こっていたそうです。(;x;)

怒っている方々の怒りポイントは、そのレシピを
山田南平さん自身の創作のように書かれていた所との事。
でも、確か前、柱の所にレシピネタは知り合いの喫茶店の
マスターに教えてもらったりとか色々参考にしてるって
書いていたような…?(’ー’;)

それに、漫画って、フィクションですし(^w^;)
これがノンフィクション物だったり、エッセイとかに
レシピが使われてたのなら怒るのはわかるのですが…。

でも、怒っている方々にとっては
『ジャングル大帝レオ』を、ディズニーが無断で
『ライオンキング』としてリメイク(?)したのを
怒ったファンの方々と同じような気持ちなのでしょうし…。
(ちょっと違うかな)(^−^;)(笑)

うう、色々…難しいですね(:w:)

そして、山田南平さん批判と、その批判を否定するファン
のカキコで掲示板はものすごーーーく荒れてしまい、
掲示板は封鎖されちゃったそうです…。
これは私がまだネットを始める前の事で、

私がネットを始めた時には山田南平さんのHPは
画像のみになっておりました。(泣)
当事私は漫画家さんのHPは掲示板が無い物なのだと
思っていたので、後に事実を知った時は驚きました。

それからどんどん画像は閲覧できなくなり、
iモード版携帯サイトが活発になってきた頃には
HPは閉鎖されてしまいました。(;x;)(泣)

あ、携帯サイトの『お茶会掲示板』や『そめこ日記』は
本当に紅茶王子の登場人物たちが存在しているみたいで
面白いです〜♪(*^0^*)
特に美佳君の突っ込みが良いです(笑)

◇ ◇ ◇

本誌派とコミック派

私は、花とゆめ本誌とコミック両方読んでいます♪
紅茶王子、本誌では今えらいことになっております!(@w@;)(笑)

花とゆめ本誌では「こ、これからどうなっちゃうの〜!?」
て所で続きは何号も先。っていう事がよくあります(泣)
なのでコミック派の方はコミック読む方をお勧めします。(TwT)
コミックで続きが気になる終わり方することもありますが…(笑)

本誌の方も、色んな作品が読めたり、
カラー表紙がカラーで見れたり、
一番の目玉でもある直筆サイングッズプレゼント等が
あるという良い所がありますけれど♪(^w^)(笑)
なので私は本誌&コミック両方派です(>w<)

◇ ◇ ◇

なにやら長々と書いてしまいましたが…(^−^;)
私はたぶん、これからも山田南平さんの
いちファンであり続けると思います♪


ここまで読んでくださって本当にありがとうございました☆m(__)m








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